作者紹介
トム・エバハート(Tom Everhart)
アメリカ・ワシントンD.C.生まれ
イェール大学にて絵画を学び、その後パリ、ニューヨークで創作活動し
80年代アメリカで風景画家として活躍する。
ピーナッツ作者であるチャールズ M.シュルツ氏に出会います。
この広告プロジェクトは、コミック以外のポスターやグッズの企画を
シュルツ氏の代わりに描くという課題で、多くのアーティストから応募がありました。
その際、トム・エバハート氏はシュルツ氏のコミックを細部まで研究し
自分の作品と線の描き方の共通点に気付き、
2週間という短い期間でシュルツ氏の線の描き方をマスターしました。
そのことに感動したシュルツ氏は、
プロジェクトにトム・エバハート氏を選び、キャラクターの描き方を教えました。
そして、以後8年間に渡り約500ものプロジェクトを
トム・エバハート氏に任せ、互いに信頼関係を築いていきました。
1988年に突然病に倒れ、画家としての創作活動を休止しましたが
病から奇跡的な回復によりアーティストとしての活動を再開しました。
その際にシュルツ氏からピーナッツのキャラクターをアートとして
自由に表現することの提案があり、
それによりトム・エバハートの新しいアートが誕生しました。
アートの中にピーナッツのキャラクターを取り入れた作品をシュルツ氏に見せたところ、
シュルツ氏は大変感激し、これをきっかけに世界で唯一ピーナッツのキャラクターを
描くことができる「トム・エバハート」が誕生いたしました。
また、シュルツ氏により
「今後ピーナッツのキャラクターをアートとして自由に表現できるのはトム・エバハートだけ」
という正式な書面が残されているため
今後トム・エバハート氏以外のアーティストがこのアートを手掛けることはありません。
誰にも親しまれるスヌーピーの世界を独創的な光と点で表現する、
世界でただひとりの「公認アーティスト」
現在もなお、新しいものを求め、
技法や色使いを変化させながら進化をし続けています。
トム・エバハートは世界中で今最も活躍をしているアーティストです。
作品ページへ