【咲いた明るさを飾る】トム・エバハート『First Class Exotic Flower』アクリル原画のご紹介

ご来館ありがとうございます、やまアートミュージアム館長の山本です。

やまアートミュージアムは、私が運営するネットショップ『やまアートギャラリー』の魅力をご紹介するオンラインミュージアムです。

本日も心に残る一枚をお届けします。

トム・エバハートの『First Class Exotic Flower』は、スヌーピー公認の唯一の画家が手がけた世界にただ1点のアクリル原画です。蛍光ピンクの点が咲きこぼれ、中央の顔が微笑むこの一枚の、明るさが続く仕組み・色彩・似合う額装を、館長が解説します。直筆サイン・本物証明書付きです。

この記事でわかること

  • スヌーピーを描くただ一人の公認画家トム・エバハートとは何者か
  • 本作が「世界にただ1点の原画」である希少性の意味
  • 点に規則を作らないことで生まれる「咲いた明るさ」の仕掛け
  • 蛍光ピンク・白・黒が担う、時間帯で変わる色の心理効果
  • この作品に似合う3つの額装と、飾った空間のイメージ

トム・エバハート『First Class Exotic Flower』アクリル原画の全体像。蛍光ピンクの点の中央で顔が微笑むカメラのかたちの構図

本日のご紹介作品

本日ご紹介する作品は、トム・エバハート氏の『First Class Exotic Flower』という作品です。

蛍光ピンクの点が画面いっぱいに咲きこぼれ、その真ん中で、長い髪の顔がこちらに微笑んでいます。見た瞬間、部屋の空気がひとつ明るいほうへ傾く。そういう絵です。

正直に言うと、初めてこの絵を前にしたとき、私はしばらく笑ったまま動けませんでした。理屈より先に、頬がゆるんだんです。

今日この一枚を知ると、「明るい絵」という言葉の解像度が少し上がると思います。ただ色が派手なのではなく、明るさが咲いたまま続く。その仕組みまで見えてきます。

この作品は、スヌーピーの絵画が日本一集まるネットショップ『やまアートギャラリー』で取り扱い中です。作品ページは記事末尾のリンクからご覧いただけます。

世界でただ一人、許された画家

トム・エバハートは、スヌーピーの生みの親チャールズ・シュルツから、「ピーナッツ」のキャラクターを自由に描くことを生涯にわたって認められた、世界でただ一人の画家です。

その関係は口約束ではありません。1991年、シュルツとユナイテッド・メディアとの間で、エバハートが生涯ピーナッツの主題を作品に使える正式な合意が交わされています。公認というより、託された、という言葉のほうが近いのかもしれません。

その託された手が、キャラクターを漫画から解き放ち、巨大なブラシワークと大胆な色彩の「絵画」へと翻訳していく。本作は、その翻訳がもっとも陽気に振り切れた一枚です。

数字で見る『First Class Exotic Flower』

  • 作家:トム・エバハート(Tom Everhart、1952- )
  • 作品名:First Class Exotic Flower
  • 技法:アクリル原画
  • エディション:なし(世界にただ1点の原画)
  • サイズ:縦57cm × 横76cm
  • 付属:作者の直筆サイン、本物証明書付き
  • 状態:新品未使用(海外提携ギャラリーより直接取り寄せ)

版画とちがって、原画は世界に1点きりです。同じ絵が刷り増されることも、次にもう一枚出てくることもありません。

コレクターとして正直に言えることがあるとすれば、この手の一点物は、迷った時点でだいたい負けなんですよね。次に会える保証が、どこにもないからです。

・・・ただ、数字で語れるのはここまで。ここから先は、この絵が「なぜこんなに明るいのか」という話です。

花と漫画が出会った場所

エバハートがピーナッツを描き始めたきっかけは、明るい場所ではありませんでした。1988年、彼は大きな病と闘い、病室のベッドにいたと語られています。そのまわりを埋めていたのが、花屋が開けそうなほどの見舞いの花と、シュルツが送り続けたピーナッツの新聞連載でした。

花と漫画。そのふたつを同じ視界で眺めていた時間が、のちに彼の絵の原型になっていきます。花のように咲く色と、漫画から抜け出したキャラクター。本作のタイトルに「Flower(花)」があることが、なんだか出来すぎているようにも感じられます。

飾ってからのことも、少しだけ想像してみてください。休日の朝、コーヒーを淹れてふと壁を見ると、ピンクの点々がいっせいにこちらへ笑いかけてくる。まだ何も始まっていない朝が、その一瞬だけ、先に上機嫌になっている。そういう絵なんです。

規則を作らない、という技

さらに面白いのは、この「咲いた明るさ」を、誰の目にもそう見えるように作ってあるところなんです。

どういうことか、というと、点の大きさにあえて規則を作っていない。大きい点、小さい点、はじけて散った点が、不揃いのまま並んでいます。

きれいに整列させたら、それはもう水玉「模様」になります。壁紙の柄です。でも、この絵の点はそろっていない。だから、模様ではなく「咲いた場所」に見える。野原に花がぱっと開いたときの、あのランダムさに近いんです。

そして全体をよく見ると、点の集まりが一台のカメラのかたちを組み上げていて、その中央、レンズにあたる場所から、あの顔が笑っている。散らばっているようで、ちゃんと一点に視線が集まる設計になっている。

・・・と、ここまでで、この絵の「仕組み」の妙をお分かりいただけたかと思います。この仕組みを、感覚のほうから最大限に引き出しているのが、色なんです。

ピンクは体温、白は呼吸、黒は骨

この絵は、いわば光に対してとても素直です。

朝のひかりの下では、ピンクが軽やかに弾んで見えます。夕方、照明を一段落とすと、同じピンクが少し熱を帯びて、ねっとりと甘くなる。一日のなかで、小さな季節が生まれます。色を聴ける一枚、と言ってもいいかもしれません。

その熱いピンクの海のなかで、白い点が効いています。白は、暖色に埋め尽くされた画面の「呼吸の着地点」です。目が息継ぎをする場所。白があるから、これだけ色が多くても、見ていて息苦しくならないんです。

そして黒い輪郭線。これは影ではなく、静けさであり、骨です。笑っている顔と、カメラのかたちを、黒がしっかり支えている。陽気なだけの絵は、じつは意外と早く飽きます。でもこの絵は、はしゃいだ色の下に黒の骨格が通っているから、明るさがだらけずに続く。

派手なのに、うるさくない。その理由が、この白と黒にあります。

この絵にはどんな額が合う?

ここからは、この作品にどんな額装が合うのか、私のおすすめを3パターンご紹介させていただきます。マット(作品まわりの余白)はどの案もオフホワイトで統一し、額縁の色だけを変えています。

明るさを素直に伸ばす『ホワイト額装』

まずは定番。リビングやダイニングなど、家族が自然と集まる場所に。

白い額は、この絵の明るさを一切邪魔しません。むしろ、咲いた明るさを外へそっと押し広げてくれます。朝は壁と額の境目が溶けて、絵の中のピンクだけがふわりと浮かび上がる。昼は部屋全体が一段クリアになる。

我が家でも明るい系の一枚は白額で掛けているのですが、不思議なもので、その壁の前を通るたびに家族の口数が少し増えるんです。「今日ちょっと元気なくない?」なんて会話が、絵の前でだけ始まったりする。共同注意、なんて難しい言葉より、ただ家族が同じほうを見て笑う。それで十分だと思っています。

『ホワイト額装』×リビング設置イメージ。トム・エバハート『First Class Exotic Flower』を明るい家族のリビングに飾った様子

甘さを大人にする『ローズ額装』

赤みのある絵になぜ赤系の額を、と思われるかもしれません。でも、これがよく合うんです。

くすんだローズの額は、蛍光ピンクの元気さを受け止めて、少しだけ大人の甘さに翻訳してくれます。おすすめは、人の出入りがあるカフェやサロン、待合の空間。

昼は外光でローズが軽やかに、夜は照明でピンクと額が同系色に溶け合って、空間全体がひとつのデザートみたいに見えてくる。入ってきたお客様が、席に着く前にまず壁を見る。「これ、スヌーピーですか?」——そこから会話が生まれる。商いの場では、その一言が何より効きます。

『ローズ額装』×カフェ設置イメージ。トム・エバハート『First Class Exotic Flower』を人の集まるカフェ空間に飾った様子

明るさを際立たせる『ブラック額装』

最後は、あえての黒。書斎や、少し照明を絞った応接室に。

黒い額で締めると、蛍光ピンクが一気に電気を帯びます。ギャラリーの壁にかかったポップアートのような佇まいになり、絵の中の黒い輪郭線と額の黒が呼応して、画面がぐっと引き締まる。

朝は黒がシャープに輪郭を立て、夜は黒が背景に沈んでピンクだけが発光しているように見える。明るいのに、甘くなりすぎない。「かわいい」で終わらせたくない方に、いちばんおすすめしたい一案です。

『ブラック額装』×応接室設置イメージ。トム・エバハート『First Class Exotic Flower』を夜の上質な空間に飾った様子

まとめ

咲いた明るさは、飾ったその日から、そこにあり続けます。花のように枯れることもありません。

そして毎朝その前を通るたび、あなたはこの絵の新しい表情に気づくはずです。朝の軽いピンク、夜の甘いピンク、黒がふっと沈む瞬間。それは、買った人だけが知る顔です。

原画は、世界にこの1点きり。刷り増しも、再入荷もありません。失われたら二度と手に入らないかもしれないこの機会を、どうか、確かな一枚の体験に変えてください。

この作品の詳細・ご購入はこちらから

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作品のご不明点や額装のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

この作品は本物ですか?

はい、作家トム・エバハートの直筆サイン入りの本物です。本物証明書(COA)が付属し、海外の提携ギャラリーから直接お取り寄せした来歴の確かな一点です。当店はスヌーピー絵画を数多く取り扱っており、真作のみをお届けしています。

額装は変更できますか?

はい、額装のご相談を承っております。本記事でご紹介したホワイト・ローズ・ブラックのほか、お部屋の雰囲気に合わせたご提案も可能です。お気軽にお問い合わせください。

送料はかかりますか?

配送方法・送料についてはショップの配送ポリシーをご確認ください。額装済みの状態で、傷まないよう厳重に梱包してお届けします。

版画とはどう違いますか?価値は変わりますか?

本作は版画ではなくアクリル原画です。結論として、原画は世界にただ1点のみで、刷り増しや再入荷がありません。エディション(複数刷り)が存在する版画に対し、原画は同じ作品が二度と市場に出ない一点物であることが、最大の希少性です。

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