【灯りは、消えない】ヒロ・ヤマガタ『ディズニーランドの夜』シルクスクリーンのご紹介

ご来館ありがとうございます、やまアートミュージアム館長の山本です。

やまアートミュージアムは、私が運営するネットショップ『やまアートギャラリー』の魅力をご紹介するオンラインミュージアムです。

本日も心に残る一枚をお届けします。

本作はヒロ・ヤマガタのシルクスクリーン『ディズニーランドの夜』(世界限定500部・エディション374/500・縦61×横76cm)です。1992年に始まるディズニー公認シリーズの一枚で、その中でも数少ない"夜"を主題にし、深い群青の空に光のパレードときらめくお城を描きます。当ギャラリーでは在庫としてではなく、専属お探し(無保証)として、ご希望の一枚をお探しします。

この記事でわかること

  • ヒロ・ヤマガタとディズニーのコラボレーション(1992年〜)という背景
  • 100色以上を重ねるシルクスクリーンの手仕事と、暗い夜空でも灯りが濁らない理由
  • 部屋を暗くしたときにこそ映える、夜の絵ならではの見え方
  • オフホワイト/ブラック/アンティークゴールド、3案の額装提案と設置イメージ
  • 専属お探し(無保証)の流れと、いま先にご希望を伺う理由

ヒロ・ヤマガタ『ディズニーランドの夜』シルクスクリーンの全体像

① 本日のご紹介作品

本日ご紹介する作品は、ヒロ・ヤマガタ氏の『ディズニーランドの夜』という作品です。

絵の前に立つと、まず部屋の中に、そっと夜が広がります。

深い群青の空に、光のパレードがきらめき、その奥で、青く照らされたお城が静かに浮かび上がっている。

正直に言うと、初めてこの絵を見たとき、しばらく目が離せませんでした。『きれいな夜景だな』で終わらない、もっと奥の方で、無数の小さな灯りが、いつまでも消えずに瞬き続けている。そんな第一印象でした。

昼の光がどれだけ強くても、この絵の中だけは、ずっと夜のいちばん美しい時間のまま止まっている。

今日この作品を知ったら、夜、照明を落としたご自宅の壁が、少し違って見えると思います。その感覚を、ぜひ最後までご一緒させてください。

ここで、一つ正直にお伝えしておきます。この作品は、いま私の手元に在庫があるわけではありません。これから、あなたのためにお探しする一枚です。ヒロ・ヤマガタのシルクスクリーンを扱う『やまアートギャラリー』の専属お探しとして、ご希望を伺えれば、国内外のネットワークからこの一枚を探し始めます。すぐのご用意はできませんし、必ず見つかる保証もありません。ただ、先にご希望を伺っておくことで、市場にふいに現れたその瞬間に、まっ先にあなたへご連絡できます。

② 100色を重ねる、ヒロ・ヤマガタという画家

ヒロ・ヤマガタは、1948年に滋賀県米原市で生まれた画家です。

1972年からはパリに暮らし、ルーヴル美術館に日参しながら制作に打ち込みました。そして1978年にアメリカ・ロサンゼルスへ渡り、色彩豊かなシルクスクリーンで、世界的に知られていきます。

一枚の画面に100色以上もの色を重ねる、その鮮やかな作風。特に、1983年の『エア・ショー』で確立された澄んだ青は、のちに『ヤマガタ・ブルー』と呼ばれるようになりました。

そのヤマガタが、1992年にアメリカのウォルト・ディズニーと契約し、ディズニーの世界を自分の色彩で描いたシリーズを手がけます。本日ご紹介する『ディズニーランドの夜』も、その一枚です。昼のにぎわいを描いた作品が多いこのシリーズの中で、本作は数少ない"夜"を主題にした一枚。ヤマガタ・ブルーと呼ばれた青が、いちばん生きる時間帯を選んで描かれています。

③ 数字で見る『ディズニーランドの夜』

数字で押さえておきたいポイントを、簡潔にお伝えします。

  • 作家:ヒロ・ヤマガタ(Hiro Yamagata/1948-)
  • 技法:シルクスクリーン
  • サイズ:縦61cm × 横76cm
  • エディション:374/500(世界限定500部)
  • 題材:ディズニー公認シリーズ(1992年〜のディズニーとのコラボレーション)

ここで一つ、希少性の話をさせてください。世界に500部、そのうちの374番目という、番号の入った一枚です。

夜のパークを題材にしたヤマガタ作品は、ディズニーファンとアートファンの両方から探され続けています。だから、いざ手に入れようとすると、市場でぱたりと姿を見かけなくなる時期があるんです。

・・・ただ、数字で語れるのはここまで。ここからは、この絵の灯りが、いったいどんな仕組みで"消えない"のか。その正体に迫っていきたいと思います。

④ 一日でいちばん美しい"夜"を、切り取った絵

ヤマガタの街の風景には、いつも共通する空気があります。それは『いま、この街でいちばん心が高鳴っている』という瞬間を選んでいる、ということです。

昼のにぎわいを描くことの多いこのシリーズの中で、本作が選んだのは、日が暮れてパークに灯りがともった、あの時間帯。深い群青の空に、光の帯が幾筋も走り、そのふもとを、色とりどりの小さな灯りが列になって進んでいきます。奥には、青く照らし出されたお城が、静かに、けれど確かにそびえている。

観光写真のような『きれいな夜景』ではなく、『その場に立ったら、思わず息をのんでしまう』一瞬の方を、画面に残しているように感じられます。

夜、リビングの照明を少し落として絵を眺めると、光の一粒一粒が、暗がりの中でほんとうに瞬いて見える。家族がふと足を止めて、『行ったときのこと、覚えてる』と一言こぼす。そういう絵なんです。

⑤ 100色が生む、消えない光

さらにすごいのは、この『消えない灯り』を、誰にでも伝わる形に作ってあるところなんです。

シルクスクリーンというのは、1回の作業で1色しか刷れない技法です。黄色を刷って、乾かして、赤を刷って、また乾かして、青を刷って、緑を刷って、と繰り返していく。ヤマガタはこれを、100色以上も重ねます。

ハンコを、1ミリもズレずに、100回近く押し重ねていく作業を想像してみてください。1回でもズレたら台無し。それを何十回、何百回と繰り返して、ようやく1枚が立ち上がります。

だから、暗い夜空を背景にしても、光の一粒一粒が濁らず、それぞれの色できちんと灯る。近づいて見ると、パレードの灯りの一つひとつ、お城の窓の明かりの一つひとつにまで、別々の色が差し分けられていることが分かります。

これがどのくらいすごいか?というと、離れて見たときの『わっ』という夜景の華やかさと、近づいて見たときの『こんな小さな灯りまで』という驚きが、同じ一枚の中に同居しているということです。その距離は、壁に飾って毎日眺めた人にしか見つけられません。

⑥ 昼は静かに、夜にきらめく

『ディズニーランドの夜』の色は、一日の中で表情を変えます。

朝、自然光が部屋に入ってくる時間帯。群青の空が澄んで、光のパレードの色がすっと落ち着き、絵全体が涼やかに引き締まります。

昼、光が一番強い時間帯には、ヤマガタ・ブルーの深い青と、灯りの暖色のコントラストがはっきりして、画面の奥行きが深く見えてきます。

そして夜、間接照明を一段落としたとき。この絵の本領が発揮されます。部屋が暗くなるほど、パレードの灯りとお城の明かりが、暗がりの中で浮かび上がって瞬き出す。『静けさ』ではなく、『まだ続いている夜』が、そっと壁で光っている状態です。

多くの絵は、部屋を暗くすると眠ってしまいます。けれどこの絵は、部屋が暗くなってから、いちばん美しく目を覚ます。朝は静かに、昼は深く、夜にきらめく。一日の終わりに、小さな光の祭りが壁でともる絵なんです。

⑧ この絵にはどんな額が合う?

ここからはこの作品にどんな額装が合うのか?私のおすすめを3パターンご紹介させていただきます。

光を主役にする『オフホワイト額装』

まず1案目は、ご自宅のリビング向けの定番、オフホワイトの額装です。夜空を背景にした作品ですから、額縁まで暗くすると画面全体が重くなりがちです。額縁とマットをオフホワイトでまとめると、深い群青がいっそう澄んで見えて、壁に『夜へ開いた窓』が一つ空いたように感じられます。

朝、白い陽が部屋に入ってくると、額の白が絵の青をやわらかく受け止めて、涼やかな空気が生まれます。夜、間接照明を落とすと、額の白が控えめに沈んで、パレードの灯りのきらめきだけが浮かび上がる。夜、ソファに腰を下ろしてふと壁を見て、家族が『きれいだね』と一言こぼす。もし飾るとしたら、そういう一枚になります。

実は私自身、夜を描いた作品ほど、額はあえて明るく抜くことが多いんです。暗さで暗さを囲うと沈んでしまう。絵の中の灯りがいちばん気持ちよく光る状態を、最初に作ってあげたい。そう考えると、オフホワイトに落ち着きます。

『オフホワイト額装』×リビング設置イメージ

夜を深くする『ブラック額装』

2案目は、この夜景と正面から組む、ブラックの額装です。『暗い絵に、黒い額?』と思うかもしれませんが、画面の群青の闇を額縁がそのまま受け継ぐことで、絵と壁の境目がふっと消えて、夜がそのまま部屋へ続いていくように見えるんです。

おすすめの空間は、少し照明を落とした大人のリビングや、ギャラリーのような壁。昼、光が強い時間帯には、黒い額が絵全体を静かに締めて、パレードの灯りの一粒一粒がより鮮やかに浮かび上がります。夜、手元灯だけを点けたとき、額の黒が暗がりに完全に溶けて、宙に灯りだけが浮かんでいるように見える。

来客の方が、『これ、ヤマガタですか』と気づいて足を止める。そこから自然に、ディズニーとのコラボレーションの話が始まる。もし飾るとしたら、そんな会話が生まれる一枚になります。

『ブラック額装』×照明を落とした大人の空間の設置イメージ

夜に格を添える『アンティークゴールド額装』

3案目は変化球、アンティークゴールドの額装です。カフェ、ホテルのラウンジ、レストランの個室。そうした照明を落とした商業空間で『この一枚が場の空気を作っている』状態を狙うときに、最も力を発揮します。

ゴールドというと派手なイメージがあるかもしれませんが、アンティークゴールドは燻んだ古典金。主張しすぎず、けれど『価値あるものがそこにある』という気配だけが残る色です。この作品では、燻んだ金が、画面のパレードの暖かい灯りとほのかに呼応して、夜景全体が一段あたたかく見えてきます。夜、間接照明だけの空間では、金縁が背景に沈み、灯りのきらめきの方が会話の中心になる。

オーナーの方が常連客に、『これはヒロ・ヤマガタのディズニーシリーズで』と語り始めるとき。その絵が、店の格をひとつ上げてくれます。

『アンティークゴールド額装』×カフェ設置イメージ

⑨ まとめ

ここまで、『ディズニーランドの夜』をご紹介してきました。

灯りは、消えない。そう書くと少し詩的に聞こえるかもしれませんが、実際に飾ってみると、部屋を暗くしたときにこそ、この絵はいちばん美しく目を覚まします。一日でいちばん美しい夜の時間が、壁の中でずっと続いている。それは、迎えた人だけが知る顔です。

世界に500部、そのうちの374番目のこの一枚が、いつ再びあなたの前に現れるかは、誰にもわかりません。名品は、ある日ふいに、たいてい一度きり市場に現れます。だからこそ、先にご希望を伺わせてください。現れた瞬間に確保して、まっ先にあなたへご連絡します。ご相談は無料で、しつこい営業はいたしません。

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すぐのご用意はできませんが、ご希望を伺えれば国内外のネットワークからお探しし、見つかり次第まっ先にご連絡します。作品のご不明点や額装のご相談も、お気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

お探しした作品は本物ですか?

はい、正規のエディション作品のみをお探しします。確保した個体は、当店で真贋と状態を確認したうえでお届けします。エディション番号・技法・付属品(証明書等の有無)も、確保した時点で明確にお伝えしますので、ご確認のうえで購入をご判断いただけます。

額装は変更できますか?

はい、額装のご相談を承っております。本作は新品額装にてご提供予定です。お部屋の雰囲気に合わせた額装のご提案もできますので、お気軽にお問い合わせください。

お探しには、どのくらいかかりますか?

個体により異なります。数週間で見つかることもあれば、数ヶ月から数年かかることもあり、見つからない場合もございます。名品は市場にふいに、たいてい一度きり現れるため、先にご希望を伺っておくことで、その瞬間に確保してご連絡できます。

お探しに費用はかかりますか?

ご相談・お探しは無料です。確保できた際に、状態と価格をあわせてご連絡します。内容にご納得いただいてから、ご購入をご判断ください。しつこい営業は一切いたしません。