【光にほどける庭を壁に】トレンツ・リャド『ジヴェルニー モネの家』シルクスクリーンのご紹介
ご来館ありがとうございます、やまアートミュージアム館長の山本です。
やまアートミュージアムは、私が運営するネットショップ『やまアートギャラリー』の魅力をご紹介するオンラインミュージアムです。
本日も心に残る一枚をお届けします。
『ジヴェルニー モネの家』は、スペインの画家トレンツ・リャドが描いた世界限定250部のシルクスクリーンです。モネが愛したジヴェルニーの庭を、絵の具の飛沫と淡い光で表現した大作で、限定番号・直筆サイン・エンボススタンプを備えた希少な一点です。
この記事でわかること
- トレンツ・リャドが光の飛沫で描いた『ジヴェルニー モネの家』の魅力
- 地中海の光を生きた画家リャドの経歴と、モネの聖地ジヴェルニーとの出会い
- 近づくと飛沫、離れると庭に変わる技法と色彩のカラクリ
- この作品に合う額装3パターンと、飾ったときの暮らしの変化
- 世界限定250部・直筆サイン・エンボススタンプという希少性

本日のご紹介作品
本日ご紹介する作品は、トレンツ・リャド氏の『ジヴェルニー モネの家』というシルクスクリーンです。
庭の輪郭が、光の中でふっとほどけていく。
この絵の前に立つと、そんな感覚が訪れます。
正直に言うと、初めてこの一枚を見たとき、私はしばらく画面から目を離せませんでした。
花なのか、光なのか、水面なのか。見分けがつかないまま、気づけば呼吸が深くなっている。
今日この作品の背景を知ると、あなたの部屋に差し込む光の見え方が、少し変わると思います。
地中海の光を生きた画家
トレンツ・リャドは、1946年にスペインのバダローナで生まれ、1993年にマヨルカ島で世を去った画家です。
若くしてマヨルカ島パルマにアトリエを構え、そこを拠点にヨーロッパ、北米、ブラジルへと旅をしながら、描くべき光を探し続けました。
その卓越した仕事は、スペイン国王フアン・カルロス1世から国の宝として讃えられています。
肖像画と風景画の名手として知られる彼が、モネの愛したジヴェルニーの庭に眼を向けたのが、この一枚です。
数字で見る『ジヴェルニー モネの家』
- 作家:トレンツ・リャド
- 作品名:ジヴェルニー モネの家
- 技法:シルクスクリーン
- エディション:世界限定250部
- 体裁:額装済(縦101cm × 横99cm の堂々たる大作)
- 署名:作品内に限定番号、作者の直筆サイン、エンボススタンプあり
世界にわずか250部。しかも縦横1メートル前後という、版画としては破格の大きさです。
そのうえ一枚ごとに、画家自身の手による番号とサイン、そして紙に押し込まれたエンボススタンプが刻まれています。
コレクターとして正直に言えることがあるとすれば、この規模とサインを兼ね備えた版画は、迷った時点で負けなんですよね。
・・・ただ、数字で語れるのはここまで。
ここからは、この絵がなぜこれほど人を惹きつけるのか、その理由に迫っていきます。
モネが愛した庭で、光がほどけた場所
ジヴェルニーは、フランス北部にある小さな村です。
クロード・モネが後半生を過ごし、睡蓮の池や花あふれる庭を作り上げた、印象派の聖地として知られています。
リャドはその庭に立ち、目の前の花や木立を、そのままの形では描きませんでした。
画面の上のほうに「GIVERNY」「MONET'S HOUSE」の文字。その下に、青くにじむ空と、緑と桃色が飛び散る庭が広がります。
輪郭をきっちり閉じるのではなく、絵の具を飛ばし、垂らし、光の粒のように置いていく。花壇なのか、木漏れ日なのか、あえて曖昧なまま残されています。
朝、コーヒーを淹れて、ふとこの絵に目をやると、部屋の空気にジヴェルニーの初夏の匂いが立ち上がる。そういう庭を連れてくる一枚なんです。
輪郭をほどく、飛沫のカラクリ
この絵のすごさは、『描き込まない』ことで庭を立ち上げているところにあります。
どういうことか?というと、リャドは花の一輪一輪を描くのをやめて、絵の具の飛沫そのものに庭を語らせているんです。
普通、花を描こうとすれば、形をなぞりたくなります。けれど彼は、筆を振り、絵の具を散らし、点と滲みだけで画面を埋めていく。
これがどのくらい効いているか?というと、近づくと、ただの色の飛沫にしか見えません。ところが半歩下がった瞬間、その飛沫が一斉に花畑へと変わる。
見る人の目の中で、庭が組み上がっていくんです。
光にほどけた輪郭は、鑑賞者が距離を取ることで、はじめて庭として結び直される。この呼吸が、シルクスクリーンという版の技法で緻密に再現されています。
青がほどき、緑と桃色が呼吸する
色の話をします。この作品の土台にあるのは、淡く澄んだ水色です。
水色は空でも水面でもなく、庭を包む光そのものとして画面全体を満たしています。
朝の光で見ると、この青は涼やかに冴えて、飛び散る緑が瑞々しく息づきます。
夕方、灯りを落として眺めると、同じ画面に桃色や赤の花が熱を帯び、庭がゆっくりと火照っていく。一日の中で、庭が呼吸しているように表情を変えていきます。
そして飛沫の緑は、目で追うと葉擦れの音が聞こえてくるようで、色を聴ける一枚でもあります。
色数を絞らずあえて散らしているのに、画面が濁らない。光の粒が、それぞれの居場所で静かに呼吸している。そういう一枚です。
この作品にはどんな額装が合う?
ここからは、この作品にどんな額装が合うのか、私のおすすめを3パターンご紹介させていただきます。
光を澄ませる『ホワイト額装』
まずは定番のオフホワイト。画面の水色と静かに響き合い、庭の光がそのまま壁へにじみ出していきます。
おすすめは、日当たりのよいリビングです。朝は青が涼やかに冴え、昼は飛び散る花々がくっきりと立ち上がります。
家族がふと足を止めて、「これ、近くで見ると点なのに、離れると庭になるね」と会話が生まれる。そんな、暮らしの真ん中に光を置く一案です。

庭を招き入れる『セージグリーン額装』
次は、庭の緑を想わせるくすんだ緑の額装です。
緑の作品に緑の額?と思うかもしれませんが、外周にやわらかな緑をまとわせると、飛沫の緑が額の外へと続いていくように感じられます。
似合うのは、寝室や書斎です。夜、手元だけを照らす灯りの中で、庭の緑が静かに沈み、一日の緊張をほどいてくれます。
じつは私自身、休みたい時間にこの手の緑を近くに置くのですが、視界の端に葉の色があるだけで、呼吸が深くなるんです。

聖地に格を添える『アンティークゴールド額装』
最後は、燻んだ古典金の額装です。
モネの睡蓮を額装する美術館の壁を思い浮かべてみてください。印象派の光には、抑えたゴールドが驚くほど似合います。
意外に映えるのが、静かなカフェの壁面です。コーヒーの湯気の向こうに、ジヴェルニーの庭がふわりと広がる。
お客様が一枚の絵の前で、少しだけ長く座ってくださる。そんな余韻を生む一案です。

まとめ
光にほどける庭を、部屋にひとつ。
賑やかな絵は、見た瞬間に心を奪います。けれどこの絵は、近づけば色の飛沫、離れれば光あふれる庭へと、あなたの目の中で毎日組み変わっていく。
朝は涼やかに、夕は火照るように、部屋に差す光ごと表情を変えてくれます。
それは、買った人だけが知る顔です。
世界限定250部、直筆サインとエンボススタンプを備えた、縦横1メートルの一点物。一度手放されれば、次にいつ出会えるかはわかりません。
失われたら二度と手に入らないかもしれない機会を、確かな体験に変えてください。
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よくあるご質問
この作品は本物ですか?
はい、作品内に作者トレンツ・リャドの直筆サイン、限定番号、そしてエンボススタンプが記された本物です。世界限定250部のうちの一点で、当店が責任を持って取り扱っております。ご不明点はお問い合わせください。
額装は変更できますか?
はい、額装のご相談を承っております。本記事でご紹介したホワイト・セージグリーン・アンティークゴールドなどの案も含め、お部屋に合わせてご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
送料はかかりますか?
送料は無料です。販売価格がそのままお支払金額になります。お支払い確認後、1〜2営業日でご発送いたします。
エンボススタンプとは何ですか?
エンボススタンプとは、版元や工房が紙に押し込んで凹凸で刻む刻印のことです。本作には限定番号・直筆サインに加えてこのエンボススタンプが施されており、正規に制作された真正な版画である証となります。
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