【光が踊る子守唄が、部屋を整える】トム・エバハート『Lagoon Lullaby 1』ミクスドメディアのご紹介
ご来館ありがとうございます、やまアートミュージアム館長の山本です。
やまアートミュージアムは、私が運営するネットショップ『やまアートギャラリー』の魅力をご紹介するオンラインミュージアムです。
本日も心に残る一枚をお届けします。
この記事でわかること
- トム・エバハート最新シリーズ『Lagoon Lullaby』第1作の事実情報と希少性
- タヒチのラグーン上のスタジオで25年通って生まれた『soothing dance』の正体
- ミクスドメディアで描かれるパステルとドリッピングが、時間で見せる表情の変化
- 寝室・リビング・カフェ、3つの空間に向けた額装提案

本日のご紹介作品
本日ご紹介する作品は、トム・エバハート氏の『Lagoon Lullaby 1』という作品です。
夜、寝る前の天井に、光と色がゆっくり踊っているような絵なんですよね。
ただ、その色のひと粒ひと粒に、25年分の眠りが沈んでいるような、不思議な静けさがあるんです。
正直に言うと、初めてこの絵を見たとき、肩から自然と力が抜けました。
『見る』というより、『包まれる』感覚のほうが近いかもしれません。
今日この作品を知っていただけたら、絵が暮らしの『眠りの質』まで変えてくれるという感覚を、体感していただけると思います。
この作品はスヌーピー絵画が日本一集まるネットショップ『やまアートギャラリー』で取り扱い中です。
商品ページのURLは記事内のリンクからご覧いただけます。
シュルツが手綱を渡した、ただ一人
トム・エバハート氏は、スヌーピーの生みの親であるチャールズ・シュルツ氏から、世界でただ一人『ピーナッツ』のキャラクターを自由に描くことを公認された画家です。
二人は20年以上にわたって親交を続けました。
実は、本日ご紹介する作品は、シュルツ氏を失ったあとの25年間が、ぎゅっと詰まった一枚なんですね。
・・・どういうことか?というと、画家としての孤独を癒すために選んだ場所が、絵の中の『光の踊り』そのものに変わっていったんです。
数字で見る『Lagoon Lullaby 1』
まずは事実情報からご覧いただきます。
- 作家:トム・エバハート
- タイトル:Lagoon Lullaby 1
- 技法:ミクスドメディア
- サイズ:縦33cm × 横33cm
- 制作年:2026年
- シリーズ:Lagoon Lullaby(第1作)
- 体験:直筆サイン入り、本物証明書付属、プロ額装済み
『Lagoon Lullaby』シリーズの記念すべき第1作となる、2026年完成作品です。
コレクターとして正直に言えることがあるとすれば、シリーズの『1番』は、後から振り返ったときに別の重みを持つんですよね。
・・・ただ、数字で語れるのはここまで。
ここからは、この絵の中で何が踊っているのか、その『温度』の話に迫っていきたいと思います。
タヒチのラグーンで、25年前に始まった子守唄
この絵の核心には、Tom氏が2000年にチャールズ・シュルツ氏を失ったあとの『喪失』があります。
Tom氏は、世界の見え方そのものを一度変える必要があったそうです。
そして辿り着いたのが、タヒチのラグーンでした。
初めてラグーンに身を浸した瞬間、まるで子守唄に包まれるような、内側の安らぎが立ち上がってきたと語っています。
Tom氏のスタジオは、ラグーンの水面からおよそ3メートル上に、柱で支えられて建っています。
夜、スタジオの下に灯した明かりが、水面に反射する。
その光がさらに上の茅葺き天井へ昇って、寝る場所の真上で、ゆっくりと踊る。
それを25年間、毎晩のように見てきたそうです。
『これが lullaby(子守唄)だ』と、Tom氏は表現しています。
朝、寝室に絵が掛かっていれば、目覚めた瞬間に、その光の踊りの続きが部屋に残る。
そういう絵なんです。
ラグーンの水面が、屋根の上で光に変わる
さらにすごいのは、その天井で踊る光の質感を、絵の中にそのまま持ち込んでいるところなんです。
これがどのくらいすごいか?というと、絵の背景に降りているパステルの線と粒のすべてが、水面で揺れる反射光の動きそのものとして配置されているんですね。
ミクスドメディアというのは、複数の版や技法を重ねて一枚を仕上げていく手法です。
1色1色が独立した版で押し重ねられ、最後にドリッピングで動きが加えられる。
止まった絵なのに、目を細めると粒たちが微かに揺れているように見えるのは、そのためなんです。
水のような流れと、子守唄のような穏やかさが、同じ平面で同居している。
これは平面の絵というより、『静かに動いている絵』なんですよね。
パステルが囁く、夜の前の色
色彩の話に入ります。
この作品は、強い色がない、のではなく、囁くような色だけで時間を語っている絵だと感じています。
朝の光で見ると、ピンクと水色が淡く溶け合い、部屋全体が一段明るくなります。
夕方、照明を一段落とすと、黄色とラベンダーが奥に引き、白い余白が浮かび上がってドキッとするんです。
スヌーピーが座っている『黒』は、絵の中の重力の中心です。
色たちが背景で踊っているのに、画面が散らないのは、この黒が一拍の錨として効いているからなんですね。
色は触れる温度をもっていて、指先で触ったらほんのり温かいか、冷たいか、選べそうな気さえします。
絵を眺めながら、色を『聴く』時間が、この一枚の前では自然に流れます。
Coconut Radio から続く『伝える』シリーズ
『Lagoon Lullaby』シリーズが、ただの風景画ではない理由を補足します。
このシリーズは、Tom氏の前作シリーズ『Coconut Radio』の続きにあたります。
『Coconut Radio』は、コミュニケーションを通じて学ぶことをテーマにした作品群でした。
子守唄もまた、世代を超えて伝統と文化的な知恵を運ぶ、歌のかたちのコミュニケーションです。
つまり本作は、『眠りに落ちる前に、何を聴きながら世界に降りていくか』を問う作品なんですね。
この絵にはどんな額が合う?
ここからは、この作品にどんな額装が合うのか?
私のおすすめを3パターンご紹介させていただきます。
色を抱きとめる『ホワイト額装』
定番の組み合わせです。
寝室や、寝る前にゆっくり過ごす一人の空間を想定しています。
オフホワイトの広めの余白を、白に近い細枠でそっと抱きとめます。
寝室の壁にかかると、パステルの粒がそのまま夜の天井へ続いていくような繋がりが生まれるんですね。
夜、ベッドに身を沈めた瞬間、視界の隅で淡い色がゆっくり呼吸している。
その日の頭の中の雑音が、自然に解けていきます。

眠りに寄り添う『水色額装』
リビングや家族の集う空間向けの提案です。
パステルの絵に水色の額装?と意外に思うかもしれませんが、淡い色の絵ほど、額の中の一色が『季節の予告』として効くんです。
涼やかな水色の枠が、絵の周りに小さな海の気配を立ち上げます。
家族がソファに腰を下ろした瞬間、視線が自然と絵に向かい、誰かが『ねえ、これラグーンだよね』とつぶやく。
そんな会話が、いつもの夕食前に一段やわらかい温度を加えてくれるのを、私は何度か経験しています。

朝の風を呼ぶ『ナチュラル木額装』
最後は、商業空間向けの提案です。
小さなカフェや、雑貨と本のある併設店を想定しています。
ナチュラルな木目の額が、絵の周りに南国の空気感を一段添えてくれます。
カフェの白壁に掛けると、絵の中のパステルが店内のテーブルクロスや木目と呼応し、窓から差し込む朝の光と一緒に空間に溶け込みます。
午前のお客様が、窓際の席から『あの絵、いいですね』と店主に声をかける瞬間が、お店の一日の物語の入口になります。

まとめ
ここまで『Lagoon Lullaby 1』をご紹介してきました。
光が踊る子守唄が、部屋を整える。
タヒチのラグーンで25年かけて染み込んだ『soothing な夜』の感覚が、この一枚に詰まっています。
それは、買った人だけが知る顔です。
トム・エバハートの最新シリーズ第1作という機会は、待っていれば次が来るものでもありません。
失われたら二度と手に入らないかもしれない一枚を、ご自身の壁の上の確かな体験に変えてください。
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よくあるご質問
この作品は本物ですか?
はい、作家直筆サイン入りの本物です。海外正規ルートで仕入れた作品で、本物証明書が付属します。当店はトム・エバハート作品の取扱実績が豊富で、安心してお迎えいただける状態でお届けします。
額装は変更できますか?
はい、額装のご相談を承っております。本記事の3案以外にも、お部屋の壁色や家具に合わせたご提案が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
送料はかかりますか?
当店規定の配送方法でお届けいたします。詳細は商品ページの配送ポリシーをご確認ください。
ミクスドメディアとはどのような技法ですか?
複数の版を重ねながら一枚の絵を仕上げていく技法の総称です。本作では1色1色が独立した版で押し重ねられ、最後にドリッピングで動きが加えられています。止まった絵なのに目を細めると粒たちが微かに揺れて見えるのは、その層の重なりが生む効果です。
パステル系の作品は部屋になじみますか?
はい、淡い色は家具やカーテンの色味と喧嘩せず、空間全体を一段やわらかく整える効果があります。本記事では寝室・リビング・カフェの3つの空間でどう響くかを具体的にご紹介しています。
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