【月曜が、機嫌よく始まる】トム・エバハート『Squeeze the Day - Monday』リトグラフのご紹介|やまアートギャラリー

ご来館ありがとうございます、やまアートミュージアム館長の山本です。

やまアートミュージアムは、私が運営するネットショップ『やまアートギャラリー』の魅力をご紹介するオンラインミュージアムです。

本日も心に残る一枚をお届けします。

この記事でわかること

  • トム・エバハート『Squeeze the Day - Monday』──世界500部限定リトグラフの概要
  • 月曜から金曜までを描いた『Squeeze the Days Suite』の中での位置づけ
  • 1800年代の希少な石版印刷機で手摺りされる制作背景
  • 黄色・オレンジ・白の色彩が気分にもたらす効果
  • 3パターンの額装提案と空間シミュレーション

トム・エバハート『Squeeze the Day - Monday』限定版リトグラフの全体像

身構えていた肩の力が、ふっと抜けていく・・・

そんな『ほどける月曜』をつかまえた一枚です。

一週間でいちばん気が重いはずの月曜日が、画面いっぱいに弾ける黄色とオレンジの中で、なぜか機嫌よく笑っている。

正直に言うと、初めてこの絵を見たとき、まず肩のあたりがゆるんだんです。

「あ、月曜ってこんなに軽くてよかったんだ」と。

絵の中で起きているのは、憂鬱を色に変えてしまう小さな魔法。

見た人の口角を、気づかないうちに少しだけ上げてしまう版画作品です。

この作品を知ったら、月曜日の朝の気分がきっと変わると思います。

世界でただ一人、シュルツに学んだ画家

トム・エバハートは、スヌーピーの生みの親であるチャールズ・シュルツから、世界で唯一、ピーナッツのキャラクターを使って本格的なファインアートを制作することを生涯にわたり許された画家です。

シュルツ本人から直接教えを受けた、ただ一人の画家でもあります。

漫画のキャラクターでありながら、飾った瞬間に部屋の空気が明るく変わる。

そんな絵を描ける人は、世界に彼しかいません。

その彼が、人生でいちばん身近な『曜日』をテーマに選んだのが、今回の作品『Squeeze the Day - Monday』なんです。

数字で見る『Squeeze the Day - Monday』

まず、この作品の基本情報は以下のとおりです。

  • 作品名:Squeeze the Day - Monday
  • 作家:Tom Everhart
  • シリーズ:Squeeze the Days Suite(月曜から金曜までの5部作)
  • 技法:リトグラフ(手摺り・直筆サイン入り)
  • 画寸:約89cm×67cm
  • 額装全体:約97.7cm×73.6cm
  • 限定:世界500部
  • 署名:直筆サイン+シリアル番号+真作証明書付属

リトグラフというのは、石や金属の板に絵を描いて一色ずつ刷り重ねる版画の技法です。

限定数500部と聞くと多く感じるかもしれません。

ただ、月曜から金曜まで揃った『Squeeze the Days Suite』の中でも、一週間の始まりを飾るのがこのMondayです。

海外の提携ギャラリーを介して、ロサンゼルスのトム・エバハート本人のスタジオから直接取り寄せた、まだ一度もコレクターの手に渡っていない一枚なんです。

一見数は多く見えても、本人スタジオから直接出てくる機会はそうそうありません。

コレクターとして正直に言えることがあるとすれば、こういう『揃いの中の一枚』は、迷っているうちに歯抜けになってしまうんですよね。

・・・ただ、数字で語れるのはここまで。

ここからは、この作品がなぜ『月曜日』を主役にしたのか?

その『気分』の話に迫っていきたいと思います。

月曜日が、主役になる日

この作品のタイトル『Squeeze the Day』は、「Seize the day(その日をつかめ)」という有名な言葉をもじったものです。

「つかむ(Seize)」を、「ぎゅっと絞る(Squeeze)」に置き換えている。

これは言葉遊びであると同時に、エバハートの絵の描き方そのものを指しています。

彼は、まるで調味料のボトルのように、絵の具を入れた容器を握って、画面に直接ぴゅっと絞り出していくんです。

だからこの絵の中の色は、筆で塗ったのではなく、絞り出されて生まれた色なんですね。

そしてもう一つ。

シュルツはエバハートに、「画家は、見慣れたものを見慣れない角度で見せたときに、いちばん成功する」と繰り返し教えていたといいます。

月曜日ほど、誰もが見慣れていて、しかも少し憂鬱なものはありません。

その月曜日を、スヌーピーの顔と弾ける色で『見慣れない角度』から描き直す。

すると、いつもの重い朝が、一週間のスタートを祝う日に変わってしまう。

これがこの絵の正体なんです。

実際に飾ってみると、その効果はもっと強くなります。

月曜の朝、まだ眠い目でこの絵の前を通ると、黄色がぱっと目に飛び込んできて、気づけば少し背筋が伸びている。

そういう絵なんです。

1800年代の石が刷る、たった7台の奇跡

そして、この作品がさらにすごいのは、その色の弾け方が『本物の手仕事』から生まれているところなんです。

どういうことか?

というと、この『Squeeze the Day』のリトグラフは、1800年代に作られたマリノーニ・ヴォアラン式という、アンティークの石版印刷機で刷られています。

これがどのくらい貴重か?

というと、現存する同型の印刷機は、世界にたった7台しか残っていないんです。

200年近く前の機械を、職人が一枚ずつ手で動かして刷る。

機械任せの大量印刷とは、生まれてくる線も色のノリもまるで違います。

絞り出された絵の具のぷっくりした盛り上がりや、ドットのひと粒ひと粒のツヤを、紙にそのまま定着させているんですね。

だから近くで見ると、印刷物なのに、絵の具がそこに『置かれている』ような立体感がある。

500部という数字の奥に、世界に7台しかない機械と、職人の手の時間が隠れているわけです。

・・・と、ここまででこの作品の『成り立ち』はお分かりいただけたかと思います。

次は、この絵の上で色がどんな仕事をしているのか?見ていきましょう。

黄色が笑い、白が一息つく

この作品を見ていると、理由もなく、ふっと頬がゆるみますよね。

あの感覚の正体が、色の働きなんです。

この作品のメインカラーを見ていきますと、黄色が朝の光を、オレンジが元気を、緑が一息の余裕を連れてくるように感じられます。

その弾ける色たちのちょうど真ん中に、スヌーピーの白い顔が置かれているんですね。

この白がすごく大事で、白は単なる『余白』ではなく、賑やかさの中で一息つける場所になっているんです。

見るたびに、まず楽しい気持ちが来て、その後にほっとできるのは、弾ける色の中に白という『深呼吸の場所』があるから。

しかも、その白い顔がかけている黒いサングラス。

これがいい仕事をしていて、お祭りみたいに騒がしい色の中で、スヌーピーだけが妙に落ち着いて見える。

「君たちが騒いでも、僕はマイペースだよ」と言わんばかりの余裕。

その余裕が、見ているこちらの肩の力まで抜いてくれるんです。

色の見え方は、時間帯でも変わります。

朝は黄色が軽やかに跳ね、夕方は照明を受けてオレンジが熱を帯びる。

一日の中で、小さなお天気の移り変わりが生まれます。

この絵は、いわば光に対してご機嫌な絵なんです。

照明を一段上げると黄色がはしゃぎ出し、落とすと黒のサングラスがすっと締めてくれる。

部屋の明るさを変えるたびに、表情を変えてくれる一枚。

・・・と、ここまでで色の話をしてきましたが、この色の魅力を最大限に引き出すのが、額装なんです。

この絵にはどんな額が合う?

ここからはこの作品にどんな額装が合うのか?

私のおすすめを3パターンご紹介させていただきます。

軽さを整える『ホワイト額装』

『ホワイト額装』×リビング設置イメージ

シンプルイズベスト。

白い額はスヌーピーの白い顔と呼応して、黄色やオレンジの賑やかさを穏やかに受け止め、視線が楽に画面を行き来できるようにしてくれます。

白い額が画面の外にもう一つ『一息つける場所』を作るので、軽さはそのまま、昼は色が締まり、夜は親しみが増す。

毎日見ても目が疲れにくく、写真にも映える王道の仕上がりになります。

実は私の家でもこのタイプの白い額をよく使うんですが、朝の光で見る表情と、夜のあたたかい照明で見る表情がまるで別の絵みたいなんですよね。

一日に何度も「おっ、今日はこう見えるのか」と気分を上げてもらえます。

どんなお部屋にもお似合いですが、特に相性が良いのはご家族が集まるリビングです。

リビングにこの額装で飾ると、白い額と壁の色が馴染んで、絵の中の弾ける色だけがすっと浮かびます。

ソファ側から見てもダイニング側から見ても、自然に目に入ってくる。

そうすると面白いもので、家族が自然と同じ絵を見て、「このスヌーピー、サングラスかけてて生意気だね」なんて会話が始まるんですよ。

朝の「いってらっしゃい」の前に、ひと笑いが生まれる空間が自然と作られていきます。

推奨空間:家族が集まるリビング

元気を連れてくる『イエロー額装』

『イエロー額装』×カフェ設置イメージ

「黄色い絵に黄色い額?」と思うかもしれませんが、実は非常にマッチしています。

画面の黄色と額が呼応して、作品の『元気』を一段引き上げ、絵に明るい勢いが生まれます。

言うなれば、黄色の額は朝日のフレームです。

作品の明るさを部屋の隅まで連れ出し、入口から視線をぱっと集めてくれる。

ただし、白いマットで『間』を作っていますので、明るさは出すが、うるささは出さない。

会話のきっかけや、一日のスイッチが自然に入る設計です。

この額装は特に、カフェやサロンのような人が集まる商業空間に非常にマッチします。

カフェの壁にこの額装で飾ると、ドアを開けた瞬間の第一印象がぱっと華やぎます。

黄色の額が店内のトーンを明るく定めて、待ち時間の視線をアート側に集めてくれる。

朝の自然光の下では色が元気に跳ね、夜の照明の下では黄色が柔らかく回って、居心地のよい温かさに変わります。

「あのスヌーピーの絵、いいですよね」と、お客様どうしの会話まで生まれる。

そういう、人の集まる場所を明るくしてくれる額装です。

推奨空間:カフェ・サロン・店舗

色を引き締める『チャコール額装』

『チャコール額装』×書斎・ホームオフィス設置イメージ

チャコール、つまり炭のような濃いグレーの額縁は、弾ける色をきりっと引き締めて、知的で落ち着いたまとまりに導いてくれます。

賑やかな色も、濃い額に囲まれると、ギャラリーの一点もののように格上げされる。

長く見ても目が疲れにくく、夜は額縁が静かに沈んで、色の余韻だけが浮かび上がります。

特に相性の良い空間は、書斎やホームオフィスです。

書斎にこの額装で飾ると、濃い色の額が周りの本棚やデスクと馴染んで、絵の中の色だけが宝石のように際立ちます。

仕事に集中したい昼は、サングラスのスヌーピーが「肩の力を抜いて」と声をかけてくれて、夜の電球色の下では、チャコールが深みを増して一日の疲れをそっと受け止めてくれる。

根を詰めた手を止めてふと顔を上げたとき、この絵があるだけで、いい意味で力が抜けるんです。

仕事のお守りのような一枚になるかもしれません。

推奨空間:書斎・ホームオフィス

まとめ

今回は、一週間でいちばん重い月曜日を、機嫌のいい一日に変えてくれる名作『Squeeze the Day - Monday』をご紹介いたしました。

この絵が家にあると、毎週の月曜の朝が変わります。

それは、買った人だけが知る顔です。

まずは作品ページで、絞り出された絵の具の弾ける色を確かめてみてください。

『揃いの中の一枚は、歯抜けになる前に』。その機会を、確かな体験に変えてください。

この作品の詳細・ご購入はこちら

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作品のご不明点や額装のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

この作品は本物ですか?

はい、作家トム・エバハートの直筆サイン入りの本物です。シリアル番号が記載されており、真作証明書も付属しています。やまアートギャラリーでは、海外の提携ギャラリーを介して本人スタジオから直接取り寄せた作品を、店主が検品してからお届けしています。

額装は変更できますか?

はい、額装のご相談を承っております。この記事でご紹介した3パターン以外にも対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

送料はかかりますか?

大型作品のため、送料は別途お見積りとなります。詳細は商品ページをご確認いただくか、お問い合わせください。

『Squeeze the Days Suite』の他の曜日も購入できますか?

月曜から金曜までの5部作のうち、入荷状況は時期によって異なります。揃いでお探しの場合は、専属お探しサービスにてご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。