【遊び心が壁で暮らす】ミスター・ドゥードゥル『Pretty City』シルクスクリーンのご紹介
ご来館ありがとうございます、やまアートミュージアム館長の山本です。
やまアートミュージアムは、私が運営するネットショップ『やまアートギャラリー』の魅力をご紹介するオンラインミュージアムです。
本日も心に残る一枚をお届けします。
ミスター・ドゥードゥル(サム・コックス)の『Pretty City』は、2023年制作・世界限定100部のシルクスクリーンです。一本の途切れない線が家や木、にこやかな顔へと姿を変え、色とりどりの街並みを描き出します。直筆サイン・証明書付き、新品未使用の希少な一枚を館長が解説します。
この記事でわかること
- ミスター・ドゥードゥル(サム・コックス)とはどんな作家か
- 『Pretty City』の基本情報と希少性(世界限定100部)
- 一本の線で街を描くドゥードゥルの魅力と、シルクスクリーンの技法
- 時間帯で表情を変える色彩と、この作品に合う額装3パターン

① 本日のご紹介作品
本日ご紹介する作品は、ミスター・ドゥードゥル氏の『Pretty City』という作品です。
一本の線をたどっていくと、それがいつのまにか家になり、木になり、にこやかな顔になっている。目で追ううちに、線でできた小さな街の中を歩いているような気持ちになる一枚です。
正直に言うと、初めてこの絵を見たとき、視線がどこにも止まってくれませんでした。ひとつのキャラクターを見つけて笑っているうちに、その隣にまた別の顔が待っている。眺めるほどに街が増えていくんです。
今日この作品を知っていただけたら、「壁に飾る絵」という言葉の意味が、少し変わると思います。飾って終わりではなく、毎日どこかで小さな発見が続く。そういう絵があるということを、知っていただきたいんです。
この作品は、スヌーピー絵画をはじめ世界のアートが集まるネットショップ『やまアートギャラリー』で取り扱い中です。ページのリンクからご覧いただけます。
② 世界を落書きで埋めつくす画家
ミスター・ドゥードゥル、本名サム・コックスは、1994年生まれ、イギリス・ケント州出身のアーティストです。
「ドゥードゥル(Doodle)」とは、英語で落書きのこと。彼はその落書きを名前に掲げ、曲がりくねった線とにこやかなキャラクターで画面を埋めつくす作風で、世界的に知られています。
子どもの頃から描くことに取り憑かれ、教科書も家具も壁も落書きで覆っていったという逸話の持ち主です。2022年には、ケント州テンターデンにある自宅の6部屋すべてを、床から家具まで丸ごと自身のドゥードゥルで塗り替えたことが世界中で報じられました(出典:NBC News, 2022)。
一枚1ポンドで作品を売っていた時代から、いまでは主要作品が高額で取引される存在へ。2020年には40歳以下のアーティストのオークション売上で世界5位に位置づけられました(出典:Wikipedia「Mr Doodle」)。
その彼が、いつものモノクロではなく、街全体を色で満たしたのがこの『Pretty City』です。
③ 数字で見る『Pretty City』
- 作家:ミスター・ドゥードゥル(サム・コックス)
- タイトル:Pretty City
- 制作年:2023年
- 技法:シルクスクリーン
- サイズ:縦54cm × 横60cm
- エディション:世界限定100部
- 付属:作者直筆サイン・エディションナンバー・オリジナル特製ボックス・本物証明書
- 状態:新品未使用(海外提携ギャラリーより直接お取り寄せ)
世界でわずか100部。国内外を問わず、市場に出てくること自体が滅多にありません。
コレクターとして正直に言えることがあるとすれば、この手の「一度売り切れたら次がいつ来るか読めない」作品は、迷った時点で負けなんですよね。数字で語れるのはここまで。ここからは、この街がなぜこれほど人を引き止めるのかをお話しします。
④ 一本の線から街が生まれる
ミスター・ドゥードゥルの絵には、明確な「始まり」と「終わり」がありません。線をどこまでたどっても、途切れずに次のモチーフへとつながっていきます。
『Pretty City』も同じです。家、木、雲、そして街のあちこちで笑っているキャラクターたち。それらが一本の線でひとつながりになり、賑やかな街並みを形づくっています。落書きという、誰もが子どもの頃にノートの隅でやっていた行為が、ここまで広がると、ひとつの世界になる。彼の絵はそれを証明してくれます。
タイトルの『Pretty City』が示すのは、可愛らしい街。ひとつひとつの落書きが肩を寄せ合い、街ごと遊び心に包まれていくような気配です。
想像してみてください。朝、コーヒーを淹れてふと壁を見たとき、昨日は気づかなかった小さな顔が、こちらを見て笑っている。その一瞬で、部屋の空気がふっと軽くなる。この絵は、そういう毎日の小さな発見を連れてきてくれる一枚なんです。
⑤ 一発勝負を、色の数だけ繰り返す
さらにすごいのは、この「線でできた遊びの街」を、シルクスクリーンという技法で一色ずつ刷り上げているところなんです。
どういうことか?というと、シルクスクリーンは、色ごとに版を分けて、一色ずつインクを押し出していく版画です。ハンコを想像していただくとわかりやすいです。赤いハンコ、青いハンコ、黄色いハンコ。それを、ぴたりと同じ位置に、一色ずつ重ねていく。
これがどのくらい大変か?というと、一回でも位置がズレれば、線と色が食い違って街全体が崩れてしまう。この絵のように色数が多く、細い線が街じゅうに張りめぐらされた作品ほど、その一発勝負をミリ単位で繰り返すことになります。
だからこの絵の色は、印刷のように均一なのに、どこかインクの体温のようなものが残っている。線の縁がキリッと立っていて、色がべたりと塗られていない。手で押し重ねた版画だからこそ出る密度なんです。
⑥ 色を聴ける、賑やかな一枚
そして、この作品の主役はなんといっても色です。
ピンク、水色、黄色、若草色、ターコイズ。どれもキャンディのように鮮やかで、黒い線がそのひとつひとつを縁取ることで、色が濁らずに際立ちます。この黒い輪郭線は、影ではなく「静けさ」の役割です。賑やかな色たちが暴れすぎないよう、一本一本を落ち着かせている。
面白いのは、時間帯で街の表情が変わることです。朝の光の中では、水色や若草色が前に出て、街全体が澄んだ空気をまとう。夕方、照明を少し落とすと、今度はピンクや黄色が熱を帯びて、街がぬくもりの中に沈んでいく。一日の中で、この小さな街にも小さな季節が生まれるんです。
見ていると不思議と、静かな絵なのに音が聞こえてくる感覚があります。色がぶつかり合ってざわめく、遠くの縁日のような賑わい。色を「聴ける」一枚だと感じます。この賑やかさの中に、思わず顔がほころぶ。眺めるたびに、体のどこかがふっと軽くなる。そういう作品です。
この絵にはどんな額が合う?
ここからは、この作品にどんな額装が合うのか、私のおすすめを3パターンご紹介させていただきます。
色をすっと引き立てる『ホワイト額装』
まずは定番、白い額装です。リビングのような、人が集まる明るい空間によく似合います。
白い額は、この絵の主役である色たちに一歩を譲ります。余計な主張をせず、街の賑わいをそのまま前へ押し出してくれる。朝の光の中では街がいっそう澄んで見え、昼間はキャンディカラーが元気よく跳ねる。家族がソファに座って「あ、こんな顔いた」「こっちにもいるよ」と、自然と同じ壁を見て会話が生まれる。子育て世代のリビングにも、来客の多いお宅にも、まず外さない一本です。

街に空を添える『水色額装』
赤や黒ではなく、なぜ水色?と思われるかもしれません。この絵の中には、空や水を思わせる水色の線が街じゅうに流れています。額をその水色で受けてあげると、絵の中の空気と額縁がひとつづきになり、壁の一角がまるごと晴れた街に変わります。
明るいカフェや美容室のような、お客様がふと視線を上げる商業空間におすすめです。昼は爽やかに、夕方は照明を受けて少し落ち着いたトーンに沈む。待ち時間に眺めたお客様が、スタッフの方に「これ何ていう作家さんですか」と話しかける。そんな会話のきっかけになってくれる額装です。

夜に色が灯る『ネイビー額装』
最後は、深いネイビーの額装です。書斎や寝室のような、一日の終わりに一人で向き合う空間に合います。
実は私自身、賑やかな色の絵ほど、あえて濃い色の額で締めるのが好きなんです。夜、照明を一段落とすと、ネイビーの額の中でピンクや黄色がランプのように灯って見える。昼間の賑やかさとはまるで別の、しっとりと落ち着いた街の夜景が立ち上がります。仕事を終えて部屋に戻り、ふと壁を見上げたとき、街がまだ静かに息づいている。その余韻が、一日の疲れをそっとほどいてくれます。

⑨ まとめ
一本の線からできた、色とりどりの遊びの街。眺めるたびに新しい顔と出会い、時間帯によって表情を変え、夜には静かに灯る。それは、買った人だけが知る顔です。
世界にわずか100部、しかも一度も人の手に渡っていない新品未使用の一枚。市場に出てくること自体が稀なこの作品を、迷っているうちに見送ってしまうのは、あまりにもったいない。失われたら二度と手に入らないかもしれない機会を、あなたの毎日の風景に変えてください。
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よくあるご質問
この作品は本物ですか?
はい、作家ミスター・ドゥードゥル直筆のサインとエディションナンバーが入った本物です。オリジナルの特製ボックスと本物証明書が付属します。当店は海外の提携ギャラリーから直接お取り寄せしており、一度もコレクターの手に渡っていない新品未使用の状態でお届けします。
額装は変更できますか?
はい、額装のご相談を承っております。本記事でご紹介したホワイト・水色・ネイビー以外にも、お部屋の雰囲気に合わせた額装をご提案できます。お気軽にお問い合わせください。
送料はかかりますか?
いいえ、送料は無料です。表示の販売価格がそのままお支払金額となります。海外からのお取り寄せのため、お支払い確認後、4〜5週間前後でのご発送となります。
エディション番号で価値は変わりますか?
基本的に、世界限定100部という総数の希少性が価値の中心です。番号による優劣は付きませんが、100部という限られた枠のうちの一点を所有できること自体が、この作品の資産的な価値を支えています。
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