【終わらない祝祭を飾る】ヒロ・ヤマガタ『Miss Paris』シルクスクリーンのご紹介
ご来館ありがとうございます、やまアートミュージアム館長の山本です。
やまアートミュージアムは、私が運営するネットショップ『やまアートギャラリー』の魅力をご紹介するオンラインミュージアムです。
本日も心に残る一枚をお届けします。
『Miss Paris』は、ヒロ・ヤマガタが1980年に手がけた世界限定300部のシルクスクリーンです。パリの街角のにぎわいを100色以上の色で描き、作品下部に直筆サインとシリアルナンバーが記されています。見るたびに新しい人物と物語が見つかる、終わらない祝祭のような一枚です。
この記事でわかること
- ヒロ・ヤマガタがパリを描いた『Miss Paris』の見どころと制作背景
- 100色以上を刷り重ねるシルクスクリーンが生む奥行きのカラクリ
- 時間帯で表情を変える色彩の楽しみ方
- この作品に合う額装3パターンと、飾ったときの暮らしの変化
- 世界限定300部・直筆サイン入りという希少性

本日のご紹介作品
本日ご紹介する作品は、ヒロ・ヤマガタ氏の『Miss Paris』という作品です。
一目見た瞬間、耳の奥がにぎやかになる絵です。
画面のどこを見ても、誰かが笑い、歩き、店先で足を止めている。
『終わらない祝祭』が、一枚の紙の上でずっと続いているんです。
正直に言うと、初めてこの絵を見たとき、視線が一か所に留まってくれませんでした。
見るたびに新しい人影と物語が増えていく。
この作品はヒロ・ヤマガタの世界が日本一集まるネットショップ『やまアートギャラリー』で取り扱い中です。
世界でただ一人の色を持つ画家
ヒロ・ヤマガタは1948年、滋賀県に生まれました。
はじめは日本画を学び、1972年にヨーロッパへ渡ります。
翌年にはパリの国立美術学校、エコール・デ・ボザールの聴講生となりました。
1978年にアメリカへ渡ってからは、色彩豊かなシルクスクリーンで一躍世界に知られていきます。
100色以上もの色を散りばめる作風で、遠くから見ると華やかで、近づくと人の顔ひとつひとつまで描き込まれています。
オリンピックや自由の女神100周年の公式ポスターも手がけた画家です。
そのヤマガタが、渡欧の原点であるパリを描いた一枚が、この『Miss Paris』なんです。
数字で見る『Miss Paris』
- 作者:ヒロ・ヤマガタ
- タイトル:Miss Paris
- 制作年:1980年
- 技法:シルクスクリーン
- エディション:世界限定300部
- サイズ:縦78cm、横59cm
- 体裁:額装済み
- 署名:作品下部に直筆サインとシリアルナンバー
300部というのは、世界中を見渡してもそれだけしか存在しないという数字です。
コレクターとして正直に言えることがあるとすれば、この手の作品は迷った時点で負けなんですよね。
・・・ただ、数字で語れるのはここまで。
ここからは、この絵がなぜこれほど人を惹きつけるのか、その中身に迫っていきます。
パリの街角に埋め込まれた無数の物語
ヤマガタが描く街には、いつも人があふれています。
パリの通りに繰り出した人々、空を横切る飛行船や気球、赤い日除けの並ぶカフェや商店。
そのひとつひとつに、小さなドラマが埋め込まれているんです。
画面の中央には『MISS PARIS』の横断幕が掲げられ、通りは祭りのように華やいでいます。
これは記録写真ではありません。
ヤマガタが心の中に持っていた『いちばん楽しいパリ』を、そのまま紙の上に組み立てた情景だと感じられます。
だからこの絵の前に立つと、観光客ではなく、その祝祭に招かれた一人になったような気持ちになります。
朝、コーヒーを入れてふと壁を見たとき、パリの通りのざわめきがリビングに立ち上がる。
そういう絵なんです。
何十もの版が生む『奥行き』のカラクリ
さらにすごいのは、この『にぎわい』を、指先ほどの人物にまで宿らせているところなんです。
どういうことか?というと、シルクスクリーンは色ごとに版を分け、一色ずつ刷り重ねていく技法です。
赤を刷って、乾かして、また次の色を刷る。
ハンコを一色ずつ、寸分もずらさずに何十回も押し重ねていく作業を想像してみてください。
1回でもズレたら、遠くの人物の表情は濁ってしまう。
それを100色以上でやり切っているから、遠くの窓辺の人まで輪郭がにじまず、街全体に奥行きが生まれるんです。
・・・と、ここまでで技法のすごさはお分かりいただけたかと思います。
この緻密さが、次にお話しする『色の祝祭』を支えています。
昼は歓声、夜はランプの色
この絵は、光に対してとてもフレンドリーなんです。
朝の光の中では、赤い日除けや旗が軽やかに歌い出します。
夜、照明を一段落とすと、今度は窓の灯りやランプの黄色がぽつぽつと浮かび上がる。
同じ一枚なのに、一日の中で街の時間帯が移り変わっていくように感じられます。
赤は歓声、青い空は深呼吸、そして点々と置かれた白は、にぎわいの中の小さな『間』です。
その白があるから、目が休まり、また次の物語を探しに動き出せる。
色を『見る』というより、通りのざわめきを『聴いている』ような一枚なんです。
この絵にはどんな額が合う?
ここからは、この作品にどんな額装が合うのか、私のおすすめを3パターンご紹介させていただきます。
光を整える『ホワイト額装』
まずは定番から。
華やかな色数の多い絵ほど、額でいったん空気を整えてあげると、画面のにぎわいが引き立ちます。
おすすめはご家族が集まるリビングです。
朝は白い額縁が窓の光をやわらかく受け止め、絵の中のパリが目覚めるように明るく見えます。
夜、間接照明の下では額の白が静かに沈み、通りの灯りだけがふっと前に出てくる。
家族が「今日はどの人を見つけた?」と、絵の中の人物探しで会話が生まれる。
そんな、毎日少しずつ発見が増える一枚になります。

街の温度をまとう『ゴールド額装』
赤やオレンジの多い絵に金の額?と思うかもしれませんが、これがよく似合うんです。
くすみを抑えたアンティークな金は、パリの祝祭の華やかさをそのまま格上げしてくれます。
おすすめは人が行き交うカフェや店舗の壁です。
昼はガラス越しの光で金がやわらかく輝き、店内に上質なざわめきを添えます。
夜、照明が灯ると金の額がランプのように暖かく光り、絵の中の通りと店内が地続きになる。
お客様が席を立つ前に、ふと足を止めて絵に見入る。
そんな『もう一杯いようかな』を生む、居心地の核になります。

余韻を締める『ネイビー額装』
最後は少し大人の一案を。
黒に近い紺は、絵の空の青とそっと呼応しながら、にぎやかな画面をきりっと引き締めます。
おすすめは応接室や書斎です。
実は私自身、色数の多い絵はこの紺の額で飾るのが好きで、飾ってみると画面がふっと落ち着いて見えるんです。
昼は紺が背景に静かに沈み、絵の色だけが浮き上がります。
夜は紺と闇が溶け合い、窓の灯りがいっそう際立つ。
来客が「これはどこの街ですか」と一歩近づいてくる。
そこから会話が始まる、そんな絵の飾り方です。

まとめ
『Miss Paris』は、見るたびに新しい物語が湧いてくる、終わらない祝祭の一枚です。
華やかな色も、指先ほどの人物の表情も、飾ってみて初めて気づくことがたくさんあります。
それは、買った人だけが知る顔です。
世界に300部、しかも渡欧の原点であるパリを描いた一枚。
失われたら二度と手に入らないかもしれない機会を、確かな体験に変えてください。
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よくあるご質問
この作品は本物ですか?
はい、ヒロ・ヤマガタ直筆サイン入りの本物です。作品下部に直筆サインとエディションを示すシリアルナンバーが記されており、当店の取扱実績とあわせて真作であることを確認しております。
額装は変更できますか?
はい、額装のご相談を承っております。本作は額装済みでのお届けですが、お部屋の雰囲気に合わせた額装のご提案も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
送料はかかりますか?
配送方法や地域により異なります。作品を安全にお届けするための梱包・配送を行っておりますので、詳細は商品ページまたはお問い合わせにてご確認ください。
エディション番号で価値は変わりますか?
結論として、本作のように総数が世界限定300部と明確な作品では、番号よりも「総数の少なさ」と「直筆サイン・良好な状態」が価値の中心です。本作は直筆サインとシリアルナンバーを備えた、コレクションにふさわしい一点です。
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